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2016年09月18日 (日) | 編集 |
四年後の解体修理に向かって最後となる内部の公開

今回は同じ国宝の三重の塔と合わせての公開でこの先みられるのは

はたして生きているかどうか微妙という際物

暇に任せて一人車を走らせること2時間半

曇天の中愛くるしい鹿に声をかけて境内に入れば工事中の中金堂の素屋根を右に見て

左に重厚な五重の塔

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司馬遼太郎が「街道をゆく」の中で

”塔の構造を、上へゆくほど構造を小さくちぢめてゆけば、はるかに天をめざすするどさが出るだろう、というのである。

たしかにそうで、法隆寺の五重の塔も、薬師寺の東塔,さらには今できたばかりの西塔もそのように工夫されている。

興福寺の五重の塔の場合、各層ほぼおなじでであるばかりか、最上層の五重目の屋根も、勾配がずっしりと深すぎるのである。

(中略)

が、私は、この塔の重すぎる感じもすてがたいと思っている。

猿沢池をへだてて、水を近景として、むこうの台地を見たとき、ずっしりまわりを抑え込んでいるのは、この塔である。

薬師寺東塔の瀟洒な、天女が奏でるような形がそこにあっても、大観の抑えがききにくいかと思うのである。”

と記すのもうなずける。

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国宝の五重三重の合わせ公開にも驚きながら、観覧券売り場のおばちゃんの片言流ちょうな英語にもびっくり!

”いまどきはこれぐらい話さないと話にならん!”

「必要は習熟の母なり」 詠み人知らず

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